【ソードシールドS11 迫真熊狩り部 ドガモンアントの裏技 最高30位/最終116位 レート2013】
本記事を開いていただきありがとうございます。
TNわらびと申します。
さて、本シーズンは来シーズンに経験値を残し辛く、冠発売の余波を受け終盤ほど過疎になるというウルトラデフレシーズンでしたが、個人的には構築も環境も嫌いではなかったルールです。それなりには戦えた構築だと思いますので、記念に記事として残します。暇つぶしにでもお読みいただければ幸いです。
※最終116位でした やはり最終日は潜れないと落ちていきますね
【構築意図】
エスバ、ゴリラ、キッスなど公式チートが軒並み出禁となったため、受けルが動かしやすいのではないかと思い組み始めた。
前期よりパッチ、ウーラオスの繁殖は確認できていたので、その一貫性を切り、かつ、複数匹で対応できるように意識した。
【個体紹介】
ヌオー@オボンのみ 性格:ずぶとい 特性:てんねん
実数値:202(252)-x-150(252)-85-86(4)-55
技構成:ねっとう/だいちのちから/どくどく/じこさいせい
だいちのちからはパッチのダイドラグーンを受けても戦えるように。
地震で良かった場面がほぼ100%だったため、何の意味もなかったが。
最大の仕事はパッチの電気技の一貫を切ること。
後述のムドー、モンジャラは剣舞やS振りドサイ、ホルードなどの相手ができないため、地面タイプの相手をすることも多かった。
良くも悪くもスペック通りに働くポケモン。
残飯をハピに取られたので守るを切って大地採用。
パッチ、ゲンガー、羽休めアマガなどに刺さりましたが、ルガルガンすら飛ばせない貧弱な火力です。
ゴリランダーがいないだけで随分選出できるなあと感じました。
来期の多様化する環境でも一定の役割は担ってくれると思います。
選出率は2位
ハピナス@たべのこし 性格:おだやか 特性:しぜんかいふく
実数値:331(4)-x-62(252)-95-205(252)-75
技構成:かえんほうしゃ/みがわり/めいそう/たまごうみ
渦潮滅びが流行っていたので身代わり、1匹で全ての特殊を見るために瞑想採用。
渦潮は一時を境に消滅しましたが、TODや一撃技対策に猛威を奮ったため身代わりは続投。放射は霊に通り、火傷と受けのシナジーがあり、重いアローラキュウコンに刺さるため採用。
汎用兼唯一の特殊受け。ポリZなど一部の壊れを除けば大抵の特殊ATを完封できます。
初手ハピ対面のままTODして勝つなど、ルール的にも環境的にも異様な強さを持っていたと思います。
ヒトムやポリZにトリックされることも多かったですが、それぞれヌオーやアイアントをフォローのために選出していました。
来期は受けよりも流しや補助が主になると思いますが、仕事がなくなることはないでしょう。
選出率は間違いなく1位
エアームド@ゴツゴツメット 性格:わんぱく 特性:がんじょう
実数値:172(252)-101(4)-211(252)-x-90-90
技構成:ブレイブバード/ボディプレス/ステルスロック/はねやすめ
アイアントと縦に並べて殴ったり、カビドサイなど一撃技が怖い相手に選出する。
一見地面やノーマルに強いが、S振りダイバーンや剣の舞に粉砕されることも多かった。
ボディプレは途中まで鉄壁だったが、殴り合える範囲を広げるために変更。
正直、どちらもたまに使える程度なうえ、欲しい頻度も似たようなものだった。
見せ合い画面で一撃技持ちを抑えた回数もかなりある筈なので、選出率以上の仕事はしていたと思われる。来期はドリュやエスバが復活するのでちょっと厳しいかも。
選出率は5位
マタドガス(ガラル)@くろいヘドロ 性格:ずぶとい 特性:かがくへんかガス
実数値:172(252)-x-189(252)-105-91(4)-80
技構成:ワンダースチーム/おにび/くろいきり/まもる
パッチの竜技の一貫消しと悪ウーラオスを受けるために採用。
くろいきりは身代わりバトンが多すぎたので搭載。
挑発が飛んでくるような環境ではなかったのでクリスモより使いやすかったです。
上記以外にもダルマ、ブシン、ホルード、マリルリなど特性頼りのポケモンには大体役割が持てます。ワンダースチームの一貫性もあり、圧力は大きかったと思います。
(中盤までさみしがりで使ってましたが……)
不利対面で守る→役割対象が釣り交換で出てくる、というムーブで何度も勝利できたので、守るを採用したことが一番のファインプレーだったかなと思います。
余談ですが、技外しや追加効果に連続痺れなど、明らかに異常な頻度で発生させていました。
選出率は恐らく3位
モンジャラ@しんかのきせき 性格:ずぶとい 特性:さいせいりょく
実数値:172(252)-67-183(252)-120-61(4)-80
技構成:ギガドレイン/はたきおとす/やどりぎのたね/まもる
元々は地面半減の枠を探して辿りついた枠。
光合成がないことに愕然としたがルール的にはあり得ない程刺さってました。
メインディッシュは水ウーラオス、ウオノラゴン。悪やパッチもほんのり受かります。
モジャンボよりも圧倒的に硬く、ウーラオスを相手にするにはモンジャラ一択だと思います。
途中参加のため信頼度が低く、一時期襷アシレーヌに席を譲りましたが、復帰してからはMVP級の働きをしてくれました。
特に悪ウーラオスや剣舞ドサイにダイソウゲンで強く出られるのが非常に大きかったです。地震がないため役割範囲が狭くなりそうですが、サイクル戦を行う上では叩きと守るで十分だったと思います。
特に守るはドガスと同じく有利対面を勝手につくってくれるため、非常に有用でした。
来期からはボックスの隅が定位置になると思われますが、このご時世に活躍の場があったこと自体が驚きです。
選出率は恐らく4位(最終盤は2~3位です)
アイアント@いのちのたま ようき はりきり
実数値:134(4)-161(252)-132-x-68-177(252)
技構成:であいがしら/アイアンヘッド/じだんだ/かみなりのキバ
ポリZが明らかに受からないので採用。
重い電気、ガルド、パッチに刺さる地団駄と、水ウーラオスやアマガ、胞子対策になるかみなりのキバを搭載。
岩技がないので呼ぶヒトムやリザが重いですが、そのへんはサイクル戦でなんとかなるため軽視。それよりも大増殖したゲンガーより遅いのが最大の弱点でした。
ステロ込みで大抵のポケモンを持っていけますが、先発で出さざるを得ない試合も多く、乱数や命中率勝負に身を委ねること多数でした。
期待以上の成果は上げてくれましたが、微妙にAとSが足りていないのも事実です。
来期は意地スカーフなんか強そうですね(適当)。
選出率は6位
【戦術】
動き方や選出パターンは細かく書いても来期に持ち越さないため割愛。
一応、ざっくり言うと
②受からずにアイアントが通りにくい場合→先発アント+2
③受けきれそうな場合→ハピ+2
④TOD合戦になる場合→先発ハピ+ヌオー+アント以外
です。
【総括】
時期的に仕方がないですが圧倒的な過疎シーズンだったと思います。
特に最終盤に人が減ったのが辛かったですね。
色々使いたくなるのも当然ですが、今しかできないルールをもうちょっとやっても良かったような気もします(いいルールかは別ですが…)。
要約すると人がいないとレート上げにくいので厳しいです。
来期も動画投稿していこうと思いますので、もしよろしければ暇つぶしにでもご視聴ください。